この写真を同居人に見せたら、案の定「そっくり!」と感心した。こんなもので感心されても、訳を聞くと「顔がデカイから」と返ってくるのは分かっているから、バカにされていることになる。
秋の代名詞であるコスモスの、楚々ながら溢れかえる色彩の中に、ちょっと馴染まないアニメの王様がいた。
アンパンマンについては下記のアドレスに任せるとして、酷似していると言われたわたしはどう存在価値を示そうかと思い巡らした。
http://mrcn-tru.hp.infoseek.co.jp/anpan/original/index.html
それにしてもアンパンマンは偉い。聞くところでは、身をかじらせても人助けするらしい。
先日NHKの「クローズアップ現代」で、北九州市での餓死者の問題を取り上げていた。
「腹減った、オニギリ喰いたい。25日、米喰ってない」
と、メモに書いてあったそうだ。
肝臓などを患って働けず、医者の「軽作業なら可」という診断結果をもとに、受給を止めて働くように、生活保護を扱う窓口の役人は勧め、結果として「受給辞退」を書かされ打ちきられた。その後、確認などのフォローもなく、ボロ屋でやせ細り、道端で自生するニラを食べていたという。
なにかというとGNP2位という経済力があるから国際貢献と政治家は言う。明日のメシの心配などかけらもない、あるとしたら立場の保持に汲々とする議員や、首にならず上司に目線をおいている公務員が、最後に頼ってくる市民をはねのけて、申請書さへ渡さないという傲慢さ。
減り続ける予算対策も必要だろう。だが自分の仕事は何なのか、一度でもこういうヤカラは考えているだろうか。どうかしようと思っているのだろうか。時間外でもちょっと尋ねて、その困窮ぶりを確かめる気持ちがないのだろうか。実態をつかみ、必死に方策を生み出すのが仕事じゃないのか。
玄関払いを前提とする北九州方式=「申請者撃退マニュアル」は、厚労省が全国に奨励したそうである。最後の綱を断ち切る方式を「良い方法」として採り入れ、なにが厚生なのだ。この意味を少しでも考えたことがあるのか。
アンパンマンよ、恥ずかしながら日本の行政には、全体を考えもせず、窓口で傲慢な態度を取る小役人とそれを操る上司がまだまだノウノウとあちこちにいるんだよ。
年間60−90人の餓死者を出す国のどこが先進であり豊かなのだ。
ひんやりとした冷気が日々増している。私は怒りながらも無力で、明日には自分が陥るかも知れない本当に寒々しい日本の行政に、今日も喚くしかない。
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at 07:56
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