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時計の悩み[2007年01月22日(月) ]
【核戦争で地球文明が滅亡するまでの時間を象徴的に示す「終末時計(Doomsday Clock)」の針が2分進み、「滅亡時刻」を表す午前0時まで「残り5分」となった】
URL:http://www.afpbb.com/article/1249805

時計は時を刻むことで存在価値がある。そしてこれほど無機質で無情なものはない。
楽しい弁当の時間はあっという間に過ぎて、午後の長い労働の時間は遅々と進まない。人間が自分で創って、落とし穴を覆い、誕生して成長して老化のパターンを編み出した。幸せの時はどんどん過ぎ去り、断末魔にはどんどん近づいていく。
偉い学者さんが終末時計をつくって、針は右回りに進んでいるという。これは原爆の脅威を示しており、スタートはナガサキ・ヒロシマだそうな。
私が思うに、本来なら米国人のオッペンハイマーが実用化した時点でネジを巻くべきだ。使いたくてうずうずしていたルーズベルトとトルーマンが使用名目を思いついたときには既に滅亡時刻は「残り2分」。使ったときに「あと1分」。保有国認知で30秒。パキスタン、インド時点で15秒で、イラン、北朝鮮の段階で残り10秒と言ったところだ。
一体核を持ったからその国や団体はどうだというのだろう。そんなに強いのだろうか。そんなに幸せなんだろうか。そんなに豊かなんだろうか。私には、馬鹿が気付かずに大馬鹿になるために「持った持った」と喚いているとしか思えない。私にとって核は、死神の鎌になっても畑を耕す鍬にはならない、死の灰になっても実りの種にはならない。これが分からない世の為政者たちは、チマチマと目先の「脅しの利益」を得るために今日も得意気に政治を弄んでいる。

もうひとつ時計を見つけた。
【「スロービジネススクール」設立趣意書
2003年9月17日、地球の環境悪化による人類存続の危機の度合い示す「環境危機時計」は昨年より10分進み、9時15分で、“滅亡時刻”の12時まで残り2時間45分の過去最悪になったと旭硝子財団が発表しました。0:01〜3:00は「殆んど不安はない」3:01〜6:00「少し不安」6:01〜9:00「かなり不安」9:01〜12:00は「極めて不安」を示しています。地球温暖化、森林破壊・砂漠化・生物多様性の減少、有害化学物質などに対する不安が極めて大きくなっています。
URL:http://www.windfarm.co.jp/sbs/03.html

身近なところでは、「年金制度破綻時計」や「役人天国による亡国時計」、「モラル・ゼロ時計」といくらでもあちこちで、チクタクチクタク ボーンボンと聞こえている。
ジジババも応援するから、若者たちよ、破滅ばかりの時計は捨てて、新品の時計をつくってくれ。だれにも質屋に入れさせないから。


Posted at 12:26 | エッセイ | この記事のURL
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