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春のかすかな徴(しるし)[2008年01月08日(火) ]
春の七草を喰った。
芹(せり)は分かるが、薺(なずな) はアブラナ科のぺんぺん草? オイオイ、貧乏代名詞だったのか。
御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ) ときて、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)。どんな由緒があるのか知らないが、葉っぱや大根という野菜を粥と一緒に炊けば、飲みすぎ喰いすぎの正月の後には、確かに胃に優しい食べ物に違いない。
「お昼につくるから買ってきて」とカミさんに言われてスーパーへ行くと、貧弱な大根と蕪に葉っぱがチョロチョロと入ったパックがあった。290円。なにしろお世話になっているペンペン草入りだ。どんな形の草なのか知らないが、なんとなく面白い。
大根と蕪がやけに口の中で目立ち、後は緑色。なかなか清楚な色合いだ。喰いながら撮るのを忘れたことに気付いて後悔した。
塩味が足らなかったのでお茶漬けの素を入れてみたら結構イケた。

お粥は好物の一つで、一番旨かったのは十数年前台湾のホテルの朝食だった。お代わりを3杯した記憶がある。無論様々なトッピングがあるからこそで、梅干しだけの病人用ではいただけない。
粥の詳しい定義は知らないが、米を数杯または数十杯の水で薄めてコトコト煮たものと思う。
記憶にあるのは、米飯では米びつがすぐ空になってしまう戦後の、お湯にプカプカ浮かんでいた米粒で、少ない米を出来るだけ長い期間持たせる基本的な方法というイメージが強い。
今は粥専門店もあるくらいで、若い女性たちに人気があると聞く。これほど工夫の効くベース食は無いと思った。米飯よりも融通がある。
わたしがよくやるのは、納豆粥だ。濃いめの味つけをする。卵の黄身を加えても良い。他には、小豆、緑豆と貝柱、ツナカレー味、チリビーンズ風などなどキリがない。要するにどうにでもなるということだ。

21日の大寒を控えて、無病息災を願う春の七草を喰うのも、少しでも春の兆しが欲しいからかもしれない。

Posted at 04:59 | 生活 | この記事のURL
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コメント


Asukaさん、さては大阪の人ですね。
納豆雑炊、旨いですよ。
最初から否定しないで試みて下さい。
Posted by:玉ねぎ  at 2008年01月09日(水) 08:38

はじめまして!

昨日は七草でしたね。
お粥と言えば、大阪では「おかいさん」とも言います。
何でも「さん」や「ちゃん」を付けたがるんですよ。
それと子供の頃、寝込んだ時に枕元に運んで貰える母のお粥です。
お腹の調子に合わせて三分粥だったり、五分粥だったり。
納豆粥・・・まだ食べた事がありませんが、あの糸引き納豆を食べる時に入れるのでしょうか?
Posted by:Asuka  at 2008年01月08日(火) 06:43

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