意地悪ばあさんが居るんだから、じいさんが居てもおかしくない。だから意地悪をすることにした。
意地悪は良いことではない。だから楽しい。こんな心持ちでなければ楽しい意地悪は出来まい。
そこでじいさんは、自分さへ楽しければ良いという大原則を心に、旅に出ることにした。家の中でばあさん相手じゃ、「又かね・・・」と言われるだけで、成果の甘い実が味わえないのだ。うさぎのミミコには耳を蝶々結びにして前と後の足を接着剤でくっつけてみたが、元々鳴きもしないので反応が分からない。インコのノン太のしっぽに糸をつけてトンボを捕らせようとしたが、「バカバカ」と言いながら池に落っこっちゃって、ミズスマシを追っかける始末だ。
先ずは手近で試してみることにした。
向かいのおばさんは口の悪いお喋りで自分勝手で、「ほんと!、いやーね」が口癖で、ついでにいつも背中を思いっ切り叩く癖がある。じいさんは、それをそのまんま真似して、ゴミ出しで会ったときやってみた。
「あんたゴミ女って言われてるよ。ほんと!そのまんまだね」と言いながら、おばさんの背中をポンと叩いてみた。途端に手のひらが猛烈に痛みだした。
おばさんはニヤッと笑いながら、
「おじいさん、いつかやるんじゃないかと思ってね。背中に大きい剣山入れといたのよ。ほんと、やーね!」と言ったと思ったら猛烈な一撃がじいさんの背中を襲った。「意地悪」を謳う割にはどうも体格が貧弱で迫力がない。ゴミ袋が満杯の置き場真ん中に頭から突っ込んでいった。
一枚も二枚もうわてなおばさんは何ごともなかったかのように、オホホのホと上品に笑いながら立ち去っていった。意地悪じいさんは空のホカ弁を頭にかぶりながら“ああでなくっちゃなー”と感心しきり。イジワル心構えを整えるために先ずはともあれ、旅立ちとなった。
媚びて生きても 無愛想しても
世間変わらず わしゃ居らぬ
いくつになっても存在感を持ちたい。たまたま表現方法がイジワルになっちまったのかな。どこへ行くのか分からないが、これからを見据えてみるか。
意地悪は良いことではない。だから楽しい。こんな心持ちでなければ楽しい意地悪は出来まい。
そこでじいさんは、自分さへ楽しければ良いという大原則を心に、旅に出ることにした。家の中でばあさん相手じゃ、「又かね・・・」と言われるだけで、成果の甘い実が味わえないのだ。うさぎのミミコには耳を蝶々結びにして前と後の足を接着剤でくっつけてみたが、元々鳴きもしないので反応が分からない。インコのノン太のしっぽに糸をつけてトンボを捕らせようとしたが、「バカバカ」と言いながら池に落っこっちゃって、ミズスマシを追っかける始末だ。
先ずは手近で試してみることにした。
向かいのおばさんは口の悪いお喋りで自分勝手で、「ほんと!、いやーね」が口癖で、ついでにいつも背中を思いっ切り叩く癖がある。じいさんは、それをそのまんま真似して、ゴミ出しで会ったときやってみた。
「あんたゴミ女って言われてるよ。ほんと!そのまんまだね」と言いながら、おばさんの背中をポンと叩いてみた。途端に手のひらが猛烈に痛みだした。
おばさんはニヤッと笑いながら、
「おじいさん、いつかやるんじゃないかと思ってね。背中に大きい剣山入れといたのよ。ほんと、やーね!」と言ったと思ったら猛烈な一撃がじいさんの背中を襲った。「意地悪」を謳う割にはどうも体格が貧弱で迫力がない。ゴミ袋が満杯の置き場真ん中に頭から突っ込んでいった。
一枚も二枚もうわてなおばさんは何ごともなかったかのように、オホホのホと上品に笑いながら立ち去っていった。意地悪じいさんは空のホカ弁を頭にかぶりながら“ああでなくっちゃなー”と感心しきり。イジワル心構えを整えるために先ずはともあれ、旅立ちとなった。
媚びて生きても 無愛想しても
世間変わらず わしゃ居らぬ
いくつになっても存在感を持ちたい。たまたま表現方法がイジワルになっちまったのかな。どこへ行くのか分からないが、これからを見据えてみるか。
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at 09:16
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初めまして、花と申します。
意地悪されるんや(;^_^A
まぁ こちらも意地悪ばあさんであることをお忘れなく www