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縁のある豊岡市[2008年01月28日(月) ]


2月に豊岡市というところへ行くことになっているが、記憶の断片が小うるさいのでメモを調べると、平成11年に引っかかりがあった。
いまでも町興しのネタ探しに市町村は必死だ特に間違いのない史実があれば、様々な演出で人を呼ぶことが出来る。その一例でもある。
豊岡市は、大石内蔵之助の妻‘りく(理玖)’生誕の地であり、夫と離別後、二児の母として凛として生き抜いた土地である。
“華やかにして 慎ましく たおやかにして 強く 凛と咲いた花影の花の人 大石りく この地に誕生す”
これは、正福寺にある『花影の花』著者平岩弓枝氏の文学碑に彫られているもの。
NHK大河ドラマ「元禄リョウ乱」放映と平行して、毎年5月に“大石りく祭り”が催されるようになったという。加えて「大石りくエッセイ賞」を募り、わたしのそれも冊子の一ページとなった次第だ。
内容:題名 「凛」
【大石りくひと子と言でいうなら「規範の人」ではないだろうか。
封建制の枠は、ときとして本人には手のほどこしようがない堅いタガとなり、泣く泣く腹を切ったり家名が途絶えたり、上意下達で体制を保つなかには理不尽な出来事が数え切れないほどあっただろう。多くの涙が流されただろう。そして歴史という波に呑まれ、いまは単に大人の思惑と子供たちの受験項目の中に埋もれていく。
しかし、りくは生きていた。自分を忘れなかった。人々は憶えていた。狭い生活環境の中で、恐れず背筋を伸ばし精一杯自分を表現した。夫良雄とのいわくある離縁、幕府の締め付けにもめげず子を育て上げ、夫と義士を弔うべく仏門に入った決断は、この時代の枠ではぎりぎりの人生観から生まれた行動だったのだろう。過去はいつも現代と比べられる運命にあるが、りくの心がどのように活かされ、活かしていくかは現代人の責任だろう。
豊岡市は、兵庫県の象徴で特別天然記念物であるコウノトリの人工飼育に力を注いできた。瑞鳥として近い日に野に放たれる。大石りくの遺志はこの鳥の羽ばたきに乗って、今を生きる人になにを訴えるのだろうか。
りくの幸せは、豊岡の人々の手で「まつり」として受け継がれ、単なる歴史の犠牲者ではなく自分の生き方を貫いた人物として尊敬されていることだ。いま、規範という呪縛から解き放たれたとき、彼女はなにを想うだろう。これからもなお豊岡から、夫を慕い子を思う心情を発信し続けていくだろう。
円山川は時間に沿ってなめらかに「生きたりく」を乗せて、日本海を目指し今日も流れていく。
いつまでも凛ときらめいていて欲しい。】
読み返してみて、なんとも漠然としており、かなりゴマスリの面もある。約9年前の話だ。

2月には東井(とうい)義雄という当地教育者に関連して募集した出版物に載るということで行くことになっている。
どういう経路で行くべきか調べてみると、5回ほど乗り換えなくてはならないようだ。6時間前後となると考えてしまう。また日本海側なので積雪の恐れもある。
しかしコウノトリを撮りたいし、日本・モンゴル館にも行きたいし、蟹も但馬牛も喰いたいし、カミさんは来ないし、近畿にはあまり縁がないので知りたいし、行ってみるか。
へぇ、兵庫県て太平洋と日本海にまたがっているんだ。今頃知るなんて、ハズカシー!(財津一郎風に)。

Posted at 18:51 | 日記 | この記事のURL
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コメント


友人に訊くと「あそこは寒いぞー」と脅かされました。
日本海沿いなのである程度は覚悟していますが、雪は積もっているんでしょうね。
のんびり一泊とって行くつもりです。
Posted by:玉ねぎ  at 2008年01月31日(木) 17:51

兵庫県はお隣なので 日本海と太平洋(正確に言うと瀬戸内海)にまたがってることは知ってました(エヘン)。
でも 豊岡には行ったこともなく 大石りくさんのことも全く知りませんでした。
本当に知らないことが多いので愕然とします(´;ェ;`)
Posted by:ここから☆  at 2008年01月28日(月) 21:28

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