目鼻が古い板壁に浮かぶ紋様になる
粗い色合いのなかに
節穴のアクセントが
なんとか顔の面子を保ち
風雪によるのか
朽ちていく過程がどうだとばかりに
あまりにも明らか
心臓を裏返すと痛い
外が内になり中が外になり
さらけ出て
鼓動がさらけ出て
元の基の
dokkin dokkinがむき出しになり
縦横の血管に血が走るのを見ていると
遠い昔の
母の青く透き通った乳房に
細く浮き出た線を憶い出し
自分を懐かしく見つめて痛くなる
これがくすみということか
くすんでいく
Posted
at 17:04
| 詩
| この記事のURL
コメント(0)
| トラックバック(0)





