確かにいた。
貧乏で弁当を持ってこられず、昼休みになるとじっと本を読んでいたり校庭の隅で日向ぼっこしていたり、羨ましげに他の生徒の弁当箱をのぞき込んだりしていた同級生は居た。
だがこれは、昭和30年代までの話である。親とて芋の一個も持たせてやりたいが、日に朝飯だけ晩飯だけのとき、「こらえてくれ」と言いながらも切なかったろう。子供も事情をわきまえているから我慢した。周りの子供も同情こそすれ、冷やかしたり虐めたりしなかった。そんなときのイジメは卑怯と知っていた。
給食費滞納、全児童生徒の1% 総額22億円 - 暮らし
DATE:2007/01/25 08:39
URL:http://www.asahi.com/life/update/0124/020.html
%は低いにせよ、今の時代の方がなにか哀しい。
「金は払えないけど食べさせて」と「金は払わないけど喰わせろ」の2タイプがある。月々3500−4500円の給食費は、例えば3人の子供が居たとしたら15000円ほどの出費だ。賃金が抑えられたパートやアルバイト、派遣などのワーキングプア層の家庭には厳しい金額である。
一方、月に1万円以上の子供のケータイ料金は当然だったり、パチンコ代には事欠かない親など、困窮家庭とは思われないのに、「義務教育だから昼飯喰わせるのは当然」とトンチンカンな屁理屈のバカ親がいる。
どちらも支払っていないのは間違いないが、この差異は、行政は明確にして対応するべきである。バカ親は子供の心理まで思いが至っていない。公的義務を果たさず恐ろしくお粗末で身勝手な権利の主張には、給食法に基づいた断固とした処置が欠かせない。バカ親以外の家庭には、それなりの対応が必要だ。
忘れていけないのは、子供の気持ちである。
食育も本来は親の務めだ。子供自体個々に体質や性格が違う。それを最も把握しているのは親のはずである。ましてやアレルギー体質の子供には細かな注意が必要だ。
経済状態も考えて、公的な給食は廃止し、各家庭が工夫した昼食を用意するべきではなかろうか。こういうと必ず「平等ではない」と、PTAや教員の間から文句が出る。だがちゃんと払っている家庭と不払いの家庭の存在も不平等だ。ましてや、不払いの給食費を家まで集金に出かけたり法に訴えたりするほうが、私にはおかしな現象に思える。これだけ見ても平等万能から抜け出す時期ではあるまいか。
貧乏で弁当を持ってこられず、昼休みになるとじっと本を読んでいたり校庭の隅で日向ぼっこしていたり、羨ましげに他の生徒の弁当箱をのぞき込んだりしていた同級生は居た。
だがこれは、昭和30年代までの話である。親とて芋の一個も持たせてやりたいが、日に朝飯だけ晩飯だけのとき、「こらえてくれ」と言いながらも切なかったろう。子供も事情をわきまえているから我慢した。周りの子供も同情こそすれ、冷やかしたり虐めたりしなかった。そんなときのイジメは卑怯と知っていた。
給食費滞納、全児童生徒の1% 総額22億円 - 暮らし
DATE:2007/01/25 08:39
URL:http://www.asahi.com/life/update/0124/020.html
%は低いにせよ、今の時代の方がなにか哀しい。
「金は払えないけど食べさせて」と「金は払わないけど喰わせろ」の2タイプがある。月々3500−4500円の給食費は、例えば3人の子供が居たとしたら15000円ほどの出費だ。賃金が抑えられたパートやアルバイト、派遣などのワーキングプア層の家庭には厳しい金額である。
一方、月に1万円以上の子供のケータイ料金は当然だったり、パチンコ代には事欠かない親など、困窮家庭とは思われないのに、「義務教育だから昼飯喰わせるのは当然」とトンチンカンな屁理屈のバカ親がいる。
どちらも支払っていないのは間違いないが、この差異は、行政は明確にして対応するべきである。バカ親は子供の心理まで思いが至っていない。公的義務を果たさず恐ろしくお粗末で身勝手な権利の主張には、給食法に基づいた断固とした処置が欠かせない。バカ親以外の家庭には、それなりの対応が必要だ。
忘れていけないのは、子供の気持ちである。
食育も本来は親の務めだ。子供自体個々に体質や性格が違う。それを最も把握しているのは親のはずである。ましてやアレルギー体質の子供には細かな注意が必要だ。
経済状態も考えて、公的な給食は廃止し、各家庭が工夫した昼食を用意するべきではなかろうか。こういうと必ず「平等ではない」と、PTAや教員の間から文句が出る。だがちゃんと払っている家庭と不払いの家庭の存在も不平等だ。ましてや、不払いの給食費を家まで集金に出かけたり法に訴えたりするほうが、私にはおかしな現象に思える。これだけ見ても平等万能から抜け出す時期ではあるまいか。
Posted
at 08:43
| エッセイ
| この記事のURL
コメント(5)
| トラックバック(0)
