30分の準備時間のあと、ピアノ演奏付のディナーショウが始まった。参加者はおよそ100人ほどだ。
わたしは一人なので、他のグループと同席で頂くことになった。
加古川から来た4人のご老人(老人クラブかなにか)と妙齢のご婦人の5人+わたしというメンバーが円卓を囲んだ。
メニューは和食会席とか。ソフトドリンクは無論、ビール、ワインはフリーとくれば、酒に卑しい心根のわたしとしてはこの際ガッポガッポといただくことにした。様々な形の器にチョコチョコと手をかけたシェフの心づくしがまぶしい。日頃B級グルメを信奉(半分仕方なく)しているので、こんなゴッツォーは滅多にお目にかからない。しかしやたらと凝っている。この後も次々に運ばれ、飲んだり喰ったりしゃべったりと楽しんだ。
ピアノからはやさしいメロディが、時々キーを間違うご愛敬とともに流れ、やがてピアノバー並にカラオケが始まった。別グループの女性が「いい日旅立ち」をリクエストしたが歌うことにイヤイヤして間が持たなくなった。こういう時に、酔っ払ったわたしはつい余計なことをする癖がある。それならと買って出たのである。歌いだして、これはヤバイと思った。循環器が弱っていて息切れするのだ。なんとか歌い終わり拍手を頂いたが、まさに赤面ものである。
3時間を楽しみ、ロビーに出ると、まだ雪は深々と降りしきっている。そんななかを温泉の湯煙が静かに立ち揺らいでおり、まさに音のない‘深々’という形容がスクリーンのように窓の外に見えた。
城崎温泉駅は更に日本海側の山陰線を二駅先に行ったところにある。
朝から容赦なく雪が舞い、ここ出石での散策はあきらめて、タクシーで豊岡駅に向かった。これでは城崎も同じ状態という予想はついたが、帰りの特急まで5時間もあるので行かざるを得ない。
着いたらやっぱり雪まみれで、おまけに人まみれでもあった。日曜日だからだろうが、歩くほどにいやになってきた。狭い地域である。ジャリジャリの雪道である。土産物屋も蟹を食べさせる店も、どこもここも人人人で、狭い間口に空きを待つ人の列。普段なら昼時でも客が10人という駅前食堂も満杯だ。そんな中にもぐり込んで、ざるそば大盛りを頼んだ。わたしは一人なので当然相席になるが、若いカップルを目の前にして、そばをズルズルとは、なんとも喰いにくい。
http://www.kinosaki-spa.gr.jp/infomation/miyage/etc/etc.html#02
このページを見る限り、結構いろいろ面白そうなところがあるのだが、なにせ足元が悪く、歩く気にもならない。円山川からの支流が温泉街を二分する形で流れているが、そこでまあまあの写真一枚が収穫となった。
駅前の無料休憩所で時間をつぶしながら見ていると、駅口からは30分おきに観光客が押し寄せている。温泉街の情緒のかけらも見られなかった城崎だった。三つめの目的は完全に失敗に終わった。
今回の豊岡滞在は15時間。天気に恵まれなかったが、いくつかの出会いがあった。列車内でのおしゃべりも久しぶりだった。ひとりブラリは良さそうだが、目的があって、移動や宿泊での時間を楽しめる旅程の方が良いという結論になった。
わたしは一人なので、他のグループと同席で頂くことになった。
加古川から来た4人のご老人(老人クラブかなにか)と妙齢のご婦人の5人+わたしというメンバーが円卓を囲んだ。
メニューは和食会席とか。ソフトドリンクは無論、ビール、ワインはフリーとくれば、酒に卑しい心根のわたしとしてはこの際ガッポガッポといただくことにした。様々な形の器にチョコチョコと手をかけたシェフの心づくしがまぶしい。日頃B級グルメを信奉(半分仕方なく)しているので、こんなゴッツォーは滅多にお目にかからない。しかしやたらと凝っている。この後も次々に運ばれ、飲んだり喰ったりしゃべったりと楽しんだ。
ピアノからはやさしいメロディが、時々キーを間違うご愛敬とともに流れ、やがてピアノバー並にカラオケが始まった。別グループの女性が「いい日旅立ち」をリクエストしたが歌うことにイヤイヤして間が持たなくなった。こういう時に、酔っ払ったわたしはつい余計なことをする癖がある。それならと買って出たのである。歌いだして、これはヤバイと思った。循環器が弱っていて息切れするのだ。なんとか歌い終わり拍手を頂いたが、まさに赤面ものである。
3時間を楽しみ、ロビーに出ると、まだ雪は深々と降りしきっている。そんななかを温泉の湯煙が静かに立ち揺らいでおり、まさに音のない‘深々’という形容がスクリーンのように窓の外に見えた。
城崎温泉駅は更に日本海側の山陰線を二駅先に行ったところにある。
朝から容赦なく雪が舞い、ここ出石での散策はあきらめて、タクシーで豊岡駅に向かった。これでは城崎も同じ状態という予想はついたが、帰りの特急まで5時間もあるので行かざるを得ない。
着いたらやっぱり雪まみれで、おまけに人まみれでもあった。日曜日だからだろうが、歩くほどにいやになってきた。狭い地域である。ジャリジャリの雪道である。土産物屋も蟹を食べさせる店も、どこもここも人人人で、狭い間口に空きを待つ人の列。普段なら昼時でも客が10人という駅前食堂も満杯だ。そんな中にもぐり込んで、ざるそば大盛りを頼んだ。わたしは一人なので当然相席になるが、若いカップルを目の前にして、そばをズルズルとは、なんとも喰いにくい。
http://www.kinosaki-spa.gr.jp/infomation/miyage/etc/etc.html#02
このページを見る限り、結構いろいろ面白そうなところがあるのだが、なにせ足元が悪く、歩く気にもならない。円山川からの支流が温泉街を二分する形で流れているが、そこでまあまあの写真一枚が収穫となった。
駅前の無料休憩所で時間をつぶしながら見ていると、駅口からは30分おきに観光客が押し寄せている。温泉街の情緒のかけらも見られなかった城崎だった。三つめの目的は完全に失敗に終わった。
今回の豊岡滞在は15時間。天気に恵まれなかったが、いくつかの出会いがあった。列車内でのおしゃべりも久しぶりだった。ひとりブラリは良さそうだが、目的があって、移動や宿泊での時間を楽しめる旅程の方が良いという結論になった。
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at 19:36
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