シニア向けコミュニティ STAGE ステージ
50歳未満お断り! 紳士と淑女の知的コミュニティ (シニア向けコミュニティ STAGE ステージ) http://www.stage007.com

肖像画を制作しております。
肖像画なんて、そんなものを描いてもらう年じゃないよ、なんて知人から言われましたが、肖像画って、遺影や偉い方の肖像だけじゃないんです。家族の肖像とか、若く美しいときの姿を肖像画にすることは、写真とちがって趣のあるものです。
そんなことをお知らせしたくて、このブログに参加しました。
ご質問など、なんなりとお寄せください。

私のこと
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横たわる裸婦 [2008年04月24日(木) ]
裸婦、ということばは
「ヌード」とちがって、一種独特な響きがあります。

先日の墨絵風なデッサンに似た手法で
以前描いた作品を!


これは油絵の小品ですが、
白っぽい地塗りが乾いたところで
日本の藍に似た色で裸婦の外周をあぶり出し、
それが乾かないうちに
筆の反対側でカサブランカを引っ掻いて描いたものです。

裸婦は、もちろんデッサンなし。
(以前、クロッキーした際のイメージ)

私の気に入っている作品なのですが、
やはり、暗いのが難点です。
どうもわたしは明るい色が描けません。

Posted at 08:14 | 絵画のたのしみ | この記事のURL
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書も絵なり [2007年12月20日(木) ]
わたしは書道の心得はありませんが、
どちらかというと、
わたしの描くスケッチは書道に近いのじゃないかと
思っています。

たまたま好きな文字がありましたので
臨書してみました。


お吟演じるルルさまへのオマージュでもあります。
しかし、すごい方ですね。

Posted at 01:21 | 絵画のたのしみ | この記事のURL
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紅葉に誘われて油絵のスケッチ [2007年12月09日(日) ]
東京の紅葉も、そろそろ葉を落としています。
ちょっと新宿御苑まで
油絵のスケッチに出かけることにしました。

カメラマンさんでいっぱい。
みなさん、光と影の瞬間を捕らえています。
さしずめ潮干狩り状態。

そんなか、こんなところを選び、
ぽつんとキャンバスを立てました。


写真にすると、ちっともおもしろくない。


豚毛の大きな平筆で
黄色やオレンジや赤の絵の具をべったりつけ、
いきなり白いキャンバスに描きなぐり!

その筆で、
洗いもせずそのまま緑の絵の具をつけて
さらに描きなぐり


グシャグシャになって、これ以上絵の具がのりません。
出遅れたこともあり、
陽が落ちそうなので、
少し乾いてから、描き加えることにします。

と、その日の夜にちょこっと手を加えました。


>ちょっと大きめにしましたから、
画像をクリックしていただければタッチをごらんいただけます


あとは、乾いてから。
紅葉を描こうとしたのに、紅葉が少なかったかな?
やはり神宮外苑の銀杏並木にすればよかった‥

Posted at 20:39 | 絵画のたのしみ | この記事のURL
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線と面 [2007年11月20日(火) ]
肖像画を描き続けて、ちょっと一休み。

私は絵を描く人間ですが、
この歳になっても、絵画とは何か、
自分でわからなくなります。

ところで、紙という平面に形を写し出す行為はふたつあります。

ひとつは、線による
そしてもうひとつは面による

線によるとは、下のようなものです。


(画面をクリックすると拡大されます)

これは、以前にも紹介したモデルさんのクロッキーです。

いっぽう、面で捉えると、こうなります。



上の作品はマチスの絵画を、主に面で表現したものです。
(パソコンでつくったものの画面キャプチャーです)

もともと自然界に線など存在しません。
線として「見える」だけです。

じゃ、面はあるか?というと
これも、あるようでないようで。

粘土を使って彫塑(粘土だから「彫刻」とは言いません)」をしてみると
これはよくわかります。
180度の面でもなく、360度なのです。

画家は、線と面をうまく使って形を表現しているのです。

どちらかというと、わたしは線が好きで、
とくに鉛筆やコンテを好みます。

わたしが線でヌードを描くとき、
空間を意識します。
もちろん、美しいと感じたとき、
その衝動は、尋常でありません。
息を潜め、描く紙よりもモデルを凝視します。

モデルが男であれ女であれ、子どもであれ老人であれ、
それぞれに美しい形を見せてくれます。

では、面というのはいったい何でしょう。

面は、複雑に入り組んだ立体を要約したものです。
絵を志す人は、まず、そうした面を体感することからはじめます。



これはミロのヴィーナス。
実際はこうです。



肖像画のサイトなどを拝見していて、
そういう基本的なことを飲み込んでいなく
ただ写真に似せることだけを目的として描いたものもみかけます。
ちょっと残念です。

ただ、断っておきますが、
わたしは、単純に絵を描いて楽しむ方には
こういう考え方は必要がない、
むしろ邪魔だ、と思っています。

ただひとつ言えることは、
幼児のように「知っていること」を描くのではなく
見えたものを、あなたのフィルターでろ過して描くこと、
これだけです。

絵画には音楽のような技術は無用です。
肖像画のような作品をつくる場合は別ですが、
色を形を、楽しく表現できれば、それがいちばんです。

試しに、色紙をちぎって、ある人の顔を「描いて」みましょう。
ちぎっては、糊で貼り付けていくのです。
絵画の熟練は、何の役にも立ちません。

おかしな形になったとしても、
色がそのまま出なかったとしても、
顔の形はできるでしょう。

そうしてできたものを見ながら
そのまま絵に描いてみると
ふしぎ、生きたような絵が表出されます。

もっともっと絵を楽しんでください。

Posted at 01:48 | 絵画のたのしみ | この記事のURL
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