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晩秋の、しだれ桜。
すっかり葉を落としたヌードの枝の
なんと魅惑的なこと。
しだれ桜ならではの光景。
逆光に映えて、白い花のようでした。
油絵としては信じられないくらい細いイタチの毛の筆で
枝の本数に負けじと、
線を重ねていきました。
地塗りなしのカンバスに直接描いたものだから、
マチエールは、ちょいと不足しています。
カメラマンさんならもっと印象的な瞬間を
あっというまに写真に収めるでしょう。
絵画では、とうていまねができません。
この油絵スケッチをもとに、
構想が浮かびました。
余計なものを省き、
五本のしだれ桜だけを抽出して
日本画的に描くこと。
黒っぽい樹木は、まるで人が踊っているようです。
白い、しだれ桜を舞うように乱舞する五人の女性。
フィギュアスケートをするように
バレエを踊るように
想像は、はてしなく、かけめぐります。
Posted
at 05:24
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