私の心の中に二人の自分が住んでいます。前回述べたように、前向きに生きる自分と思い出につぶされそうな自分との戦いです。
私は、10年前に癌に侵されました。
ある日突然、病院の先生から癌を告知されました。
告知されてから、3日後に手術しました。
私自身、悲嘆にくれる時間はありませんでした。
お医者様は、最悪のこともふまえてお話しします。
手術しても、2年から3年は抗癌剤を飲んでいただくことになりますとの
説明でした。初めてその時生きることの大切さが心に浸みました。
映画やテレビのドラマでは、そういう場面はあっても、自分にのしかかるなんて想像もしませんでした。
お陰様で、無事に今も生きています。
人間って、不思議ですね。
今まで漠然と眺めていた景色が、退院したあと鮮やかに焼きつくのです。
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at 23:28
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