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ひと言の開眼[2007年11月01日(木) ]
関東にも台風が接近…という日に、鎌倉に行きました。
父親の13回忌。

思い起こせば、13年前の私は、傍目からは何の苦労も無いように見えてはいたものの、どんよりとした心の日々を送っていました。

そして、実家では年老いても心身ともに自立をしていた父が、転んで骨折をしてからベッドでの生活に。
病院に見舞ったある日、知人の活躍を新聞で読んでいた父が「自分はこんなになって社会のお役に立てない。○○(私)の力にもなってあげられなくて悪いなぁ」と言いました。
その時ふと、今しかない・・・との想いが湧き上がって、

「社会で活躍する人は他にもいるから大丈夫。ただね、私をこんなに大切にして、かわいがってくれた人は他にはいないから。どこで何をしていても、居てくれるだけで、いいの。」ちょっと、恥ずかしくてよそ見をしながら言いました。
しばらく眼を閉じていた父はひと言「ありがとう」と。

それから数ヶ月ほどして、父は他界をしました。

心から心配してくれる人がいなくなった。自分のことは自分で責任を負えばいいだけ・・・それから、私の無鉄砲ともいえる人生が始まりました。
でも、本当に愛されていたことは、人間の根本に力となって蓄えられていることもわかりました。
あの時、言葉にして良かった・・・と、心から思います。

言葉は心を表すとは限らないけれど、心を表すのは言葉。
大切な人には、言葉を伝えましょう・・・いま、すぐに!





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コメント


ミルフィーユ様

そう、普段は言えないですよね。ちょっと、むづかゆくて。言われた方も照れてしまうでしょうし。

耳元で言ったミルさん、可愛いですね。
きっと、昏睡状態の中でもミルさんの言葉はわかって、
にっこり笑っていらしたと思います。

私もお会いしたいです。ほんと、あの夏の陣よ、もう一度…。
Posted by:チャコの開眼物語  at 2007年12月01日(土) 22:29

13年前のチャコママ・・・
私もギリギリセーフで口に出来ました。
恥ずかしくって元気な時には言えなくて、昏睡状態の「耳元」でしたが・・・
また、チャコママにもお会いしたいです〜
Posted by:ミルフィーユ  at 2007年12月01日(土) 11:18

RUI様

始めまして…この場ではそうなんですが、実は私、RUIさんには一度お目にかかっているんです。
夜の銀座近くで。

親孝行をしたと思えるのは、この一言だけでした。
他には後悔がいっぱい。

でもね、RUIさん。親は言わなくても感じています。わかっています。言葉にしなかったことでRUIさんが辛い日々を送っていたら、その言葉を向けたかった相手は悲しむと思います。
親の一番の願いは永遠に、子供の幸せ。
一番の親孝行は、子供が幸せでいること、なんだと思います。

Posted by:チャコの開眼物語  at 2007年11月30日(金) 19:43

こんにちわ

始めまして
読ませて頂き胸がいっぱいです。
私は何も言う事が出来ませんでした。
だから今が・・毎日が・・とても辛いです。
最高の親孝行されたのですね。
Posted by:Rui  at 2007年11月29日(木) 13:55

黒めだかさま

多分、一番親不孝だったかもしれないんです。
親の言うことを少しも聞かず…心配をさせるというのはやっぱり、親孝行ではないです。

だからこそ、今だ、今しかない…と思ったのかもしれません。唯一、時を逃さなかった…と思っていることなんです。

男の子は心で思っても、なかなかあらわせない。
でも、心の中は繊細な、やさしさがいっぱいなんだと思います。


Posted by:チャコの開眼物語  at 2007年11月09日(金) 17:16

hyoutanjima さま

お返事が遅くなってごめんなさい!
フィレンツェでの視点、さすがhyoutanjima さん!と自己紹介もそこそこに、コメントを書き込みました。頭の中はWho is he? Who are you?でいっぱいでしたね。

なかなか書くことが出来ませんが、チョコチョコとお邪魔します。よろしくね!

Posted by:チャコの開眼物語  at 2007年11月09日(金) 17:04

久しぶりに、ジンと来る話、いいですね。
娘が父親のことを、そういう風に思われていること
は、素敵ですね。息子では、ちょっと違う感じです。

お父さまも、きっといい娘が傍にいてくれたことに
感謝しておられたのでしょう。
Posted by:黒めだか  at 2007年11月07日(水) 15:54

チャコさま
こんにちは!

びっくりした〜!
「お久しぶりです」って言われて
「???????」しばし、焦りました〜^^


と、明るく書き始めましたが、チャコさんの気持ちが伝わってくる日記に、思わず・・・。
13年経っても、チャコさんの中では、昨日のことのようなのでしょうね。
ほんとうに気持ちを伝えられて良かったですね。

>でも、本当に愛されていたことは、人間の根本に力となって蓄えられていることもわかりました。
ほんとうにそう思います。生きていく「力」になりますね。

Posted by:hyoutanjima  at 2007年11月06日(火) 11:36

築地のタコさま

美味しそうなお名前ですね。タコの海岸物語の名前も出来そうです。90歳でお一人住まいは、なかなか出来ないことです。つい甘えてしまいそうで。
きっと、しっかと自立していらしゃるのでしょう。
親子は何歳になっても親子。逆転はしないのですよね。

でも、お母様が、お元気で自立をしていらして、タコさんは幸せだ・・・なんて言ってみては?
Posted by:チャコの開眼物語  at 2007年11月02日(金) 16:24

こんにちは。ハンドルネームに誘われてコメントします。私の母親は90歳で、近所にはいますが、ひとりで生活してます。父親は4歳の時に亡くなってますので、記憶はありません。ですので、母親を大切にしなくては、と思ってはいるのですが、なかなか上手にはできません。シャイなのか? 孝行したい時には親はなし、とならないようにしたいですね。
Posted by:築地のタコ  at 2007年11月02日(金) 10:38

チャッピーさま

この次に…で、後悔したことは私もいっぱいあります。で、後悔しているから、今はそうでもないか…というと、これがまだまだ。

失敗と後悔と哀しさと…ちょっとしたことが、幸せに感じられるスパイスなんですね。きっと。

Posted by:チャコの開眼物語  at 2007年11月02日(金) 10:00

ブラックティーさま

親って、見えても見えなくてもかけがえのない存在ですね。
父親孝行をした…と、はっきり思えるのはそのことだけです。
今だったら、もっとやさしく出来たかしら…なんて、親孝行したい時には…を実感しています。

いつの世も同じなんですね。

Posted by:チャコの開眼物語  at 2007年11月02日(金) 09:48

そう、今すぐに又の機会では遅すぎるのです。後悔します〜私の様に
Posted by:チャッピー  at 2007年11月02日(金) 09:05

チャコさま こんばんは〜

うっすらと泪をうかべながら拝読致しました・・・
若くして両親を亡くした私は、何も語ることが出来ませんでしたが、今では時々姿のない両親と語るような日があります。
お父様は幸せでしたね。合掌
これからは私も大切な人に きちんと語っておきたいと思っています。
Posted by:ブラックティー  at 2007年11月02日(金) 00:14

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