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冬の薬膳−身体を温める [2007年12月18日(火) ]
日増しに日暮れが早くなり、寒さも厳しくなってきていよいよ冬本番ですね。 インフルエンザも通年より早いようで、うがい、手洗い、マスクの着用で予防したいものです。 今週は防寒・風邪予防にと身体を温める「冬の薬膳」のご紹介です。

ポイントは意識して身体を温める食材を献立に組み込んでいくことです。 まずどんな食材がおすすめかと言いますと、魚介類でしたら、エビ、カニ、牡蠣、なまこ、肉類であれば鶏肉、羊肉など、野菜はこれからが旬の大根、ニンジン、かぶ、ほうれん草、白菜、ねぎなどが該当します。 

まず一つ目は「ラム肉と韮の炒めもの」です。 ラム肉はちょっとという方も、焼肉のたれを使うと便利です。 私は醤油、砂糖、酒、甜面醤に五香粉を加えて下味をつけます。 五香粉はこの他に青背のさばや鯵をソテーにする時に使っても生臭さを消すことができます。 野菜は韮としいたけ、たけのこ、長葱、にんにくなどと一緒にサッと炒めます。 韮は身体を温めるばかりでなく、散寒効果もあるようです。

          ラム肉と韮の炒めもの

二つ目は「エビ団子入りスープ」です。 エビ団子はむきエビを粗みじんにして、はんぺんとともにすり鉢でペースト状にして醤油、酒、塩、片栗粉で調味します。 鍋にスープを熱し、一口大のエビ団子を落とし入れます。 スープは出し汁に醤油と塩で味を調え、片栗粉でとろみをつけ、青みにほうれん草、小松菜、韮などを入れます。 これからでしたら甘みの増して美味しくなる縮みほうれん草が一押しです。 えび団子は、むきエビにはんぺんを加えただけの簡単なものですが、彩りもきれいなスープに仕上がります。 

           エビ団子入りスープ

3つ目は「くるみ豆腐」です。 古くは中国の西太后がくるみのお汁粉を好んだようですが、今でも美容や健康によい食べ物としてまた健脳食として用いられています。 作り方はシンプルです。 作りやすい分量はくるみ50g、くず粉50g、出し汁150CC、豆乳50CC、砂糖小さじ2、みりん小さじ1と塩少々です。 まず、くるみを軽く炒ってからすり鉢ですり、くず粉を出し汁で溶いで豆乳、砂糖、みりん、塩で調味して鍋に入れて練り上げます。 流し缶などの器に移し変えて室温で固めます。 冷蔵庫で冷やし固めたりもしますが、身体を冷やすので室温で固めます。 わさびをそえていただいたり、黒蜜をかけたりするとデザートにもなります。 しかし脂質が多いので、食べ過ぎは禁物です。

            くるみ豆腐

ところで22日は冬至ですが、なぜ「冬至にゆず湯」なんでしょうね。 一説によりますと冬至(とうじ)の読みが湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけて、柚子(ゆず)も「融通(ゆうずう)が利(き)きますように」と願いが込められているとか。 まあそれはともかく冬至にはゆず湯で冷えた体を温め、残り少ない今年を元気に越したいものです。 

Posted at 20:01 | 薬膳のお話 | この記事のURL
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コメント


本格的な冬の献立となりましたね。
今週も美味しそうなお料理のご紹介 嬉しいです♪
ラム肉も一般的となりましたが、余り使わないのですが、
今週は先生のお薦め通りに作ってみます。
五香粉も久しぶりですが、忘れないように買い求めます。
先生のアドバイスとても参考になりますね。
有難うございます。

Posted by:ブラックティー  at 2007年12月18日(火) 22:51





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