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屠蘇散のお話 [2007年12月25日(火) ]
いよいよ今年も残すところ1週間となってしまいましたね。 大掃除や新年を迎える準備で何かと気ぜわしいことと思いますが、私は昨年来気になっていた障子張りをやっと済ませることができました。 かつて祖母の障子張りの手伝いをしたことなどを思い出しながら、半日かけて障子2枚を張り終え、年の瀬をちょっと身近に感じています。

今回は正月の準備のひとつとも言える「屠蘇散」のお話です。 お屠蘇をいただいておせちにお雑煮とお正月の風物詩ですが、昨今は元旦でもコンビニなどが営業しているので、そうそうおせち作りに気合をいれなくても、気楽に準備できることがいいですね。 

ところで「屠蘇散」ですが、中国三国時代に華陀という名医が十数種類の薬草を調合して、酒に浸して飲んだのが始まりと言われています。 邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇(よみがえ)らせることから「屠蘇」と名付けられ、「年の初めにこれを服するときは年中の災厄を避け、福寿を招く」とのことのようです。 大晦日の夜に清酒やみりんに一晩漬け込んでいただきますが、我が家では3年熟成のみりんに浸して、甘くしていただいています。 屠蘇の中身というと、一般的には山椒の実、みかん皮、桔梗の根、防風の根、桂皮、オケラの根などで、いずれも身体を温めたり、胃腸の働きを助けたり、風邪の予防に効果的のある生薬がつかわれています。

          根菜類たっぷりの雑煮

それからお雑煮ですが、これも地域性の高い食べ物かと思います。 関東では角餅におすましですし、関西では丸餅に白味噌仕立てと言われていますが、私の実家では、鶏スープに大根、人参の千切りと焼いた角餅を入れていただきます。 皆様のお家のお雑煮はどのような仕立てなのでしょうね。 地域性もありますが、その家の伝統や、親の出身地のお雑煮が代々受け継がれているというようなこともあるようですね。

私も「えー」とびっくりしたお雑煮のご紹介です。 このようなお雑煮のことを耳にしたことありますか? それは愛媛出身の方から伺ったお話ですが、その方のご実家のおばあさまが作られるお雑煮は白味噌仕立てにあんこの丸餅を入れるそうです。 こればかりは馴染みがなくどんなお味なのか、おそらく白味噌のやわらかな塩味があんこの甘さを引き立て、白味噌の旨みやコクが全体をまろやかにまとめあげているのでしょうね。 初めて聞く食べ物のお話はとても興味深く、風土や地域性、伝統に影響される奥の深い文化であると実感いたします。 

我が家のおせち<鰆の柚庵焼き、ほたての黄身衣焼き、五目なますと里芋の白煮>

街並みもお正月の準備が着々となされ、ビルの入り口には門松が飾られ始めましたね。 今年の7月末からスタートしましたこのブログもおかげ様で6ヶ月目に入ろうとしています。 今回が年内最後のブログとなります。 年明けて1月8日にスタートいたしますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

皆様、どうぞ、お元気で新年をお迎え下さい。

Posted at 18:47 | 日記 | この記事のURL
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コメント


お屠蘇詳しくお話し頂きまして有難うございます。
お雑煮はお家によって本当に違いますね。
先生のお雑煮と私の母が作りました雑煮、似ていて
嬉しく懐かしく思いました。お餅はまるかったですが・・・
先日も なんで鶏肉が入っていたのかと・・・
出汁だったのですね・・・
今は岡山出身のお姑さんのレシピで鰤入りです!
でもとても 美味しいんですよ♪
先生 来年も宜しくご指南くださいませ。

佳い お年をお迎えくださいね。
今から私も感化されまして 障子張りを・・・
Posted by:ブラックティー  at 2007年12月26日(水) 11:48





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