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春の薬膳レシピ [2008年04月01日(火) ]
東京の桜は一気に開花すると聞いたことがありますが、本当にその通りで先週末はあちこちの桜の名所といわれるところは大変な賑わいのようでしたね。

そんな心浮き立つ季節なのに、なんだか目がしょぼしょぼしたり、気持ちが落ち着かずイライラしたりと季節と裏腹になんともすっきりしない気分に陥ることも多々ありますが、今回は、そんなときにおすすめの身近な季節の食材を使った「春の薬膳」をご紹介いたします。

春の薬膳の特徴は、鬱々とした気持ちを取り除き、冬場に眠っていた体を目覚めさせ気力体力をつけてこれからの季節に向かっていくためのレシピです。

まずは「春野菜のポトフ」です。 おなじみのポトフですが、薬効のある野菜を組み合わせて煮込んで栄養をまるごといただきます。 使う野菜は春キャベツ、新ジャガイモ、ソラマメ、ニンジン、そして棗(なつめ)を入れて自然の甘さも加えます。 作り方は、お鍋にひたひたの水、スープの素と上記の野菜を入れて15分ほど煮て仕上げに塩、胡椒していただきます。

            春野菜のポトフ

キャベツは、ビタミンや食物繊維が豊富で、胃腸を整え便秘や胃潰瘍の予防にもなります。 ソラマメは肝機能を高め、疲労回復、貧血予防、便秘改善の効果があります。 棗は薬膳でよく使われる果実ですが、精神を安定させ、せき止めの作用もあります。 最近ではスーパーで棗を見かけるようになり入手しやすくなってきましたね。

二品目、セロリをたっぷりと入れた「セロリ入り中華麺」はいかがでしょう。 セロリはヨーロッパでも古くから薬として用いられてきましたが、独特の香りがイライラした気分を落ち着かせてくれるようです。 肝の働きを調整して、血のめぐりをよくし、血圧、コレステロールを下げる作用があるといわれています。 セロリの香りが嫌いという方も多いかもしれませんが、加熱すると香りも柔らかくなります。 セロリのシャキシャキ感と白きくらげのシコシコとした食感が絶妙です。 

           セロリ入り中華麺

市販の生麺(中華麺)を使います。 作り方は、生麺を茹でる時にいっしょにセロリ、白きくらげを加えます。 セロリは斜めの千切りにして半量はトッピング用に残しておきます。 白きくらげとクコの実はぬるま湯で戻して、にんにくはすりおろします。 麺が茹であがったら、ほかの具材とともに器に盛り付けて、残りのセロリ半量とクコの実をトッピングしてにんにくのすりおろしを添えていただきます。 セロリは1人1本くらいを目安に準備してください。 セリもおすすめです。

また、セロリの葉も捨てずに使い切りましょう。 セロリの葉はかなり香りがきついかと思われますが、茹でてゴマ和えやマヨネーズで和えると食べやすくなります。

      ホワイトセロリと呼ばれる品種です。

因みに、今日4月1日はエープリルフールですが、この薬膳のお話はうそではありません。 是非試してみて下さいね。

Posted at 22:16 | 薬膳のお話 | この記事のURL
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