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引退、卒業 【2008年03月30日(日) 】

桑田真澄の引退が突然発表された。
彼のオフィシャルブログには3・27「無常観」というタイトルで
「突然ですが、ボールを置くことに決めました。」・・とはじまっている。
そして中ごろには
「本当に世の中には、永遠なものはないよね。
家族、友達、命、財産など、100年後、500年後は、間違いなく変わっているからね。
何一つ変わらないものはないよね。
だからこそ、その一瞬、一瞬を、感性を研ぎ澄まして生きていきたいよね。」

私は彼を、高校時代からTVで見てきた、非常に身近に感じる存在である。
いかにも、桑田君らしい言葉だと思います。

「一瞬、一瞬を、感性を研ぎ澄まして生きていきたいよね」という言葉のように、
青春を燃やしていた、小学6年から高校3年までの女子和太鼓チーム「祭っ娘」(太鼓センター専属チーム)が、同じ27日、卒団記念コンサートを開催した。
そして、本日30日は、彼女たちの卒団式。

祭っ娘13期卒団生へ           08年3月30日  

5名の卒団生の皆さん、おめでとうございます。

まず何よりも、27日のコンサート、大成功、改めて、おめでとう!と お疲れ様! 
そして心から ありがとう! の声をきのこに代弁してもらいます。

今年のコンサートは、以前に比べてもピカイチでした。

「スタールンバ」がすばらしく、これで乗れましたね。
その後の、全ての曲に、隙が無く、訓練に裏打ちされた見事な統一感が表現できていました。
表現力では、ここ数年の積み重ねの上で「権兵衛くずし」は、お見事! ここまでやるか!?と思うほど大胆でコミカルで楽しい演出でした。さすが、きのこの弟子達です!
「ロックソーラン」の腰の決まり、集団の踊りと統一感はすばらしい!
「風の結人」、「安里屋ストリート」のノリの良さは何ともこぎみよく、工夫した器械体操?もきっちりはまっていました。
        (踊りは背筋の伸び方が勝負です!ここは課題・・)
「屋台囃子」まで、手抜きナシで走りきった、みなさんの体力としなやかなパフォーマンスに、花丸の拍手をおくります。

皆さんは大学など、新たな道に進んでいきますよね。
祭っ娘で学び培った事が何であったか、いま一度ゆっくり整理してみてください。
それは、あなた方の青春の証であり、誇りであると思います。
その整理した内容を、これからの厳しい時代を生き抜いていくための、人生の原動力にしてください。
      自信を持っていいですよ!!
自分たちの小さな力をあつめて、ものすごいことをやり遂げたのですから!
(お世話になった方々への、感謝の気持ちも忘れずにね。)

和太鼓は、皆さんが示してくれたとおり、見る人を、また打つ人を、元気に、幸せにする力があります!
あなた方は、自分の本気の努力と伝えるための表現をすることで、人々に喜んでいただくことに、喜びを実感したとおもいます。
それは、「生きることの目的」としてとっても大切な事です。

これからの新しい道で、「人に喜んでいただく生き方」を、ベースにして探求してくださることを、私は皆さんに希望します。

太鼓センターは、来年から、新人の社員講師=中条きのこの後継者=を、毎年数名ずつ採用していく予定です。太鼓をツールにして、人々に幸せをもたらす仕事です。
やりたくなったら、いつでも、きのこか私に声をかけてください。

そして、後輩達を何時までも暖かく応援してやってください。

あなた方のすばらしい門出に、心から祝福のエールを送ります。

                        太鼓センター代表 ひがしむねのり



Posted at 14:24 | 雑感 | この記事のURL
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母のグループホームで 【2008年03月18日(火) 】

 先週土曜日、松本市にあるグループホームへ、母に会いに行ってきました。
 シニアになると、親の介護や、生活のことが、なにより解決しがたい重要な問題となりますよね。

 私の母は、大正9年生まれ。今年7月で米寿です!
 父は、大正6年ですが、68才で他界しました。以来22年、母は一人暮らしです。
 2年前の寒い3月に倒れたことがきっかけで、長年暮らした実家から、ケアハウスに移住しました。
 食事の用意はじめ、一日で自分がすることが無くなったためか、その1年で急速に認知症が進んでしまいました。
 同経営のグループホームに移って1年が経ちました。

 9名の平均年齢88,8才の女性ばかりのホームには、ケアサービスの方が7名交代で勤務されています。
 ケアハウスと違い、起きている間は、ほとんどラウンジで皆さん一緒に生活されています。
 そのためか、このホームにきて、ずいぶんと明るく元気になってきたような印象です。他の方もとってもお元気そう・・。

 正月に、和太鼓を一つ持って行って、みんなで一緒に使いました。そして全員分のバチもいっしょに、寄付をしてきました。
 今回2度目の太鼓実践?をしました。

 ちょうど90才の誕生日のSさんをお祝いするおやつの時間でした。
お祝いの演奏を私がはじめると、太鼓の音で、皆様どんどん集中してきます。リズムに乗って、身体を動かす人、ついには、立ち上がって踊り出す人までいらっしゃいました。

 「では今度は、皆さんと一緒に太鼓を打ちましょう!」 とバチを全員に渡しました。

 木曽節を唄いながら、太鼓を自由に叩いてもらいます。
 「ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨ〜イ」と唄の終わりで、ドコドコドコと早く乱打を打ちます。そして大きな声で ソ〜レ!と言って、ドン!と決めます。
 たったこれだけですが、皆様うれしそうに、楽しそうに、何回もやってくださいます。

 「では、次は“信濃の国”でやりましょう!」
太鼓のパターンは一緒ですが、とっても楽しそうで、本当に盛り上がります。
 30分ほど賑やかに続けました。
私がもう疲れたでしょうから、やめましょうね!というまで、何回も、もう一度、もう一度、、と繰り返しました。

 太鼓一つで皆様が一緒に打つのはかなり狭苦しいので、次回来るときはもう一つ持ってくることを約束して、帰ってきました。

 母に少し役立つことができて、お世話になっている皆様にも喜んでいただけて、何よりの安堵感をもつことができた母へのお見舞い訪問でした。

Posted at 16:21 | 太鼓で感動 | この記事のURL
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脳の活性化を促す太鼓 【2008年03月08日(土) 】

 3月に入ってようやく春の足音がはっきり聞こえるようになってきましたね。
今日は和太鼓の効用のひとつ、脳を活性化することについてお話します。

 関西学院大学の坂寄教授グループと、2年前から共同研究を進めてきました。
 「あるある大辞典」などでよく見かけたように、頭にいっぱいコードをつけて、脳の前頭全野の働きぶりを調べるニルスという機械を使いました。

 (特別養護老人ホームの80歳代の方に被験者になっていただきました。
たくさんのコードをつけて、信号を送ってチェックしながら、1時間ほどかかってやっと太鼓を打って実験ができるようになりました!)

 まず、一人で音の出ないマットを撥でたたきました。→ほとんど脳の反応無し。
 次は太鼓を一人で打ちます。→確かな反応が出ました。
 次に4人で太鼓を一緒に打ちました。→一番大きな脳の活性状況を示す数値が出ました。
 今度は簡単なリズムと、ちょっとだけ難しいリズムを打つのを比較しました。→難しいほうが、脳はより活性しました。

 実は、もっと以前に、静岡市の「萩の里」という特養での”太鼓で痴呆が治った”実験データがあることを聴き、訪ねたことが今回の大学との実験につながったのです。

 そこでは、認知症の方々20人を被験者にしてのつぎのような実験をしました。。
 一日1時間、連続10日間太鼓を聴き、打つ。
(5分生演奏聴き、、15分自分たちで打つを3クール)
 認知の程度も、数値的に、軽、中、重の3段階のグループ分けをして、毎日計測をするというデータの取り方でした。

 その結果は、ある学会で発表されたと聞きましたが、軽度と、中度の方はほとんどが、数値として回復されたと記録されていました。

 そんなわけで、ちゃんとした実験データもあり、和太鼓を打つことは、脳を活性化し、認知症の予防にもなるのですよ!ということのお話でした。

Posted at 09:22 | 和太鼓 | この記事のURL
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