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あの時・こんな事(10) [2008年06月23日(月) ]
今日は 岩木山 (1625m) に登る
歩いて登りたいが だいぶきつそうなので文明の器(ウツワ) バスで行く

車掌に質問すると ときどき説明をしてくれる
「嶽温泉からバスで約10キロメートル 8合目まで登る それもカーブの連続で69回の急カーブがある」
のだそうだ こうして8合目までバスが足の代わりをして運んでくれた

バスを降りると 今度はスキーリフトのお世話になる

バスでは樹林帯を走るので気が付かなかったが リフトからは背の低い潅木たちが紅葉しているのが見渡せる 
リフトに揺られながら見渡すと 紅葉といってもいろいろな色が混じっていることが判る この様な色とりどりな紅葉が 身支度万端整えて迎え入れてくれる
 
リフトを降りると ヤット足の出番である
けれどもこれが生易しい登りではない ガレ場のような岩石の中を登るのだが 前に見える熟年さんは四つん這いになって頑張っている

       けっこう急なガレ場が続いています

ヤット頂上 小さな祠が置かれている 岩木山神社の本殿 である
左下は弘前方面 そして正面は多分八甲田の山並みではなかろうか 

        山頂の「岩木山神社」

ここからは360度の眺望
 東は 弘前方面 が俯瞰でき 南に連なって見えるのは 白神山地 だろう
 西にはこれから行く予定の 鯵ケ沢から日本海
 それを北のほうに目を向けていくと 海岸線が続き
 その先に 小泊岬 が細長く伸び
 そしてその遥か彼方には 北海道の山々 が見渡せる

        小泊岬と遠くは北海道
                           
判っているような事を言っているが こんなに北海道が近いとは思いもしなかったので 側に居た人に聞いて判ったことである
 
眼下には 紅葉真っ盛りの潅木が急斜面に這いつくばっていて さらに足元の岩陰には少ないが雪だ 最近降ったのだろう 初雪だろうか
そばには石を三角錐のように積み上げた中に小さな釣り鐘があり 鳴らすと カ〜ン カ〜〜ン カ〜〜〜ン という澄んだ音が生まれ出る 
そしてその音は四方八方 何処までも漂って行くようだ

        山頂の鐘楼台
                           
たぶんそれは この急斜面を滑りおり 紅葉の山肌に触れながら 余韻を少しずつ置いていきながら 日本海に着いてもまだ揺れているのだろう
白神山地までも広がって行くのだろう
音は撒き散らしてしまったかも知れないが 余韻はどこまでも漂い続けて行くのだろう

        岩木山の九十九折り道路


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