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中距離パートナーRのこと、趣味の手織り…
日々つれづれを、のんびりゆったり綴ります。
(3/19「座無の創作ノート」更新しました)

プロフィール
驟り雨(藤沢周平)〜厭世から再生へ〜  [2008年07月19日(土) ]
大手出版社の元編集長だった方の講演会に出かけたことがあります。

「どんな作品が目にとまるのか」とお尋ねしたら、「とにかく、品のない文章はダメです」と、お答えくださいました。

すぐに頭に浮かんだのが、藤沢周平です。

   わかりやすい(でも常套句は使わない) 
   品がある(でも艶もある)

藤沢周平作品には、武家もの・町人ものなど、多くの長短編があります。どれも捨てがたい感動があり、一つに絞るのは難しいのですが、「驟り雨」(新潮文庫)は、とりわけ印象に残る作品です。

あらすじは、あとでご紹介するとして、まずは書き出しから。

「盗人が一人、八幡さまをまつる小さな神社の軒下にひそんでいた。嘉吉という男である。
嘉吉は、昼は研ぎ屋をしている。…(略)…そうして回っている間に、これぞと眼をつけた家に、夜もう一度入り直すわけである」


2段落、5行、6文、文字に換算すると166字(数えた)

誰がどこで何をしている、という状況を冒頭で説明するとともに、「で、それから?」という読者の興味を引いています。

「だが聞こえてくるしあわせそうな笑い声は、嘉吉のまぼろしのような物思いを無残に砕き、しあわせはとうの昔に失われて、いまは何も残っていないことを、あらためて思い出させるようだった」

さりげない表現の中にじんわりと光るものを感じます。いざ自分が描写するとしたら、こんな表現ができるかどうか。

さて、あらすじです。

≪あらすじ≫

ここと眼をつけた商家に忍び込むべく、嘉吉は軒下にひそんでいます。夜ふけて、折からの激しい雨。
そこへ、次々と、ひとが雨やどりに駆け込んできます。そのやりとりを、嘉吉は物陰から聞いています。

@お店の若旦那と奉公女。
  ひそかな逢引の帰りで、女が身ごもったとかなんとか言って、男の態度が豹変。
  嘉吉(あーよくあるパターンね。先は見えてる、ご愁傷様。とっとと行けよ!)

A金の分配でモメているやくざ者2人。
  言い争いの挙句、一人が一人を刺したらしい。転がった男を捨てて一方は逃げる。
  嘉吉(あら刺しちゃった、マイッタネ。ホトケがいたんじゃ仕事しにくいな…あれ、起き上がったよ、生きてたのか。おっしゃー行くぞー!)

B病気の母と幼い娘。
 亭主に女が出来て捨てられたらしい。店賃が払えず、亭主を訪ねたが追い返された。
  嘉吉(……)

 母子のやりとりを聞いているうちに嘉吉の心がさざめいてきます。
 不意の病で失った女房と娘の姿が、哀れな母子と重なります。

 ―なんてえもったいねえことをしやがる。

こんないい女房子どもがありながら、それでも足りずに家を捨てるなんて、ゆるせねえぜいたくな野郎だ。

雨の中、よろよろと歩きだす母親。泣き出す子供。
嘉吉はたまらず飛び出していきます。
驚きおびえる母子に、嘉吉は言うのです。

「おいらはしがねえ研ぎ屋だが、よかったら、ちっとぐれえ力になりまずぜ、おかみさん」




そもそも、まっとうな職人だった嘉吉が、なぜ盗人稼業に手を染めたか。
愛する者を失い、生きる支えをなくしたとき、彼は世間を憎んだのです。

「しあわせに暮らしている奴らが憎い」あれ、最近どっかで聞いたような) 

これは、世間を嫌い厭世感に浸っていた男にとって、失った愛する者たちへの鎮魂であるとともに、魂の再生を予感させる新たな出会いでもありました。



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泣く女  [2008年07月17日(木) ]
嫌いなんよね!キッパリ


離婚する前に、何度も泣いて、鏡に映る自分の泣き顔に大々ゲンメツしてから、思いました。

「女の涙が可愛いのは30まで。40過ぎたら人前でゼッタイ泣かないゾ〜」

で、女の武器を有効活用する手合いには、断然反発しちゃうんだな。

今日、遭遇しました、泣く女に。
これがまた可愛い、色っぽい20代の女の子
お仕事の話で、私とオッサンが同席しました。

「えーと、紹介したお仕事を辞退するってことですな?」

「あたし…あたし、生まれつき腰が弱くってぇ…」(うまれつき??)

座無「(キターッ! ドタキャンかよお仕事内容は、最初にご説明しましたね(微笑み)」

「立ち仕事が多いっていうし…。あたし(シクシク)…自信が…ないんですぅ〜(ポロポロ)

「ナルホドねえ。うん、それはそうでしょうなぁ」(オイオイ)

座無「立ち仕事ばかりじゃないですよ。座って事務処理もしますよ(微笑み)。先方にご挨拶に行って内容もお聞きになって、契約書も交わしましたね」(いまさら何言ってんでぃ!)

「でも…あたし、面接のときに腰を痛めたことがあるって言いましたぁ(ボロボロ)。それは、最初から…ちゃんと言ってますぅ」

「あーそうでしたか。フムフム(同情のマナコ)

座無「(聞いてナイナイ! ハイ頑張りマス、って言ったよ)…で、お辞めになりたいと?(微笑み)」

「あたし…そんなに一生懸命働かなくてもいいんですぅ。主人もいるし、パートでのんびりお仕事できたらいいんですぅ…」(あ、そ。いいな、あやかりたいワ

「まーまー、なんたって身体が大事だしねぇ。じゃー、今回のお仕事はご縁がなかったってことで…」

「スミマセン…(ハンカチで顔を押さえる)

いつまでもあると思うな亭主と年金!







Posted at 22:58  | 雑記  | この記事のURL
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織りのアトリエ  [2008年07月15日(火) ]
たまたま新聞で見つけた小さな個展の記事。

住所を見ると我が家の近くです。
近所にそんなギャラリーがあったっけ?

まずは電話で問い合わせ

座無「あのー、そちらのアトリエはどの辺でしょうか」

え? ●●病院をまっすぐ行って、▽▽団地に入ったら、突き当りが☆☆という建物で、そこから下がって×軒目…。
あ〜ワカルワカル。めちゃ近所だわー

新聞に載ってるくらいだから、主催者の友人知人お弟子さん恩師さん、いっぱい来てるんだろーな。素知らぬ顔でのぞいて、そーっと帰ろっと…。

で、行ってみました。場所はすぐにわかったんですが…。

普通の民家!

オジサンが草抜きしてる〜。

座無「あのー、こちらはアトリエ★★さんでしょーか?」
オジサン「あ、そうですよ。どーぞどーぞ、お入りください
歓迎

ガラガラ(引き戸を開ける)。
いらっしゃいませ、と出てきたのは50代のほっそりした奥様。

奥様「(ニッコリ)場所、すぐにわかりましたぁ?」(電話したのバレバレ

織りの作品を沢山見せていただきました。
テーブルセンターやコースター、タペストリーにバッグ。
シルク糸で織ったバッグは、私など到底及ばないほど素敵です。色遣いもさすが! 
シロウトの私は、初歩的な質問しかできません。
それにも親切丁寧に答えてくださいました。

奥様「織りをやってらっしゃるの?」

座無「はァ。。。まだ1年にもなりません」

奥様「どちらのお教室?」

座無「○○先生の…」

奥様「あらー○○先生!有名なのかな) じゃー、いずれ個展なんか開かれるんじゃなくて?」

座無「はァ…、雑用くらいしかできませんけど…」

奥様「織りは奥が深いのよ。がんばってくださいね」

織り物と一緒に手作りガラス品も展示してありました。
草抜きのオジサンが作ったのかな

住宅街の小さなアトリエ。
上品な奥様と、草抜きオジサン。

いいな、芸術的生活

Posted at 22:04  | 雑記  | この記事のURL
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気になる出来事  [2008年07月12日(土) ]
信号が青に変わりました。

目の前の横断歩道を、ちょうど渡り終えたばかりの初老のご夫婦。車いすに乗っているのがご主人で、押しているのは奥様のようです。

視野の隅に入れながら車を発進させました。休日の昼時、混雑の多い県道です。私の後ろには、すでに何台もの車が鈴なりでした。

座無『…あっ!』

突然、車いすがガタンと傾いて、男性の身体が揺れました。あわてて後ろから奥様が支えます。
体勢を立て直して、車いすを再び歩道に乗り上げようとしますが、今度もうまくいきません。男性はますます傾いて、奥様は背中から腕をまわしてご主人の身体を目いっぱい抱え込みました。

その一連の様子を、私は進行中の運転席から見ていたのです。通り過ぎざま、困惑したような奥様と目が合いました。

座無『…お手伝いしたい!』

後続の車は続いています。運悪く、横断歩道のすぐ先にトラックが停車していて、車を脇へよせることができません。

そのまま通りすぎ、どんどん離れていきました。

座無『どうなったの? どうなったの? ちゃんと越えられたの??

私はずっと前にヘルパー2級の資格を取りました。車いすの実技も習ったし、施設や、ご利用者様のお宅へ実習にも行きました。

こんなときに役立てずに、残念です。
奥様の目が、いまだに思い出されます。無理にでも車を止めたらよかったかなぁ

それにしても…。

私たちが造作なく一歩で越せる車道と歩道の段差が、車いすにどれほどの負担なのか。
また介護する人の気苦労と体力消耗はどれほどのものか。

今日は暑い一日でした。
あのお二人が無事に帰り着き、ゆっくりお休みできますように…。

(お手伝いできなくてごめんなさい)

Posted at 19:03  | 雑記  | この記事のURL
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虹色シルク完成  [2008年07月10日(木) ]

しあわせが〜住むという 虹色のみずうみー

…と、口ずさみながら、せっせと織りましたが…。



うーん、イマイチ納得いかないなー


シルク糸には、ずいぶん手こずりました。

縦糸が途中で切れたり、織りを外したときに横糸がたるんだり…。
つるつるさらさらのショールをイメージしていたのだけど、私の腕前が未熟なもので、思った仕上がりには届きませんでした。

でも…。

シルクの魅力にはひかれています。
手ごわい相手をいかに手なずけるか…ですネ

また挑戦して、今度はもっといい出来にしよう!


隠してる片方の房がパーマ状態で…








Posted at 23:16  | 手織り作品  | この記事のURL
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Rの趣味とお金の使い方  [2008年07月06日(日) ]

今日、2か月ぶりにRの顔を見てきました

お母様が熱中症で体調を崩しているとのことで、今日のデートは延期かと思われましたが、状態は落ち着いているみたいで、ひと安心。

でも、今日は早めに引き上げてきました。

Rは買い物や食事の用意があります。平日は体調と相談しながらの勤務、土日は主婦業(主夫業?)で、相変わらずストレスは多いみたい。。。

私が会いに行くのが負担にならなければいいんですが…
出来ることは何でもしてあげたいのだけど、近くにいないからもどかしいです。

ブルーのランチョンマットと、瀬戸内海カラーのテーブルセンターをお土産に持っていきました。早速、お部屋に置いて使いました

人間国宝の、ナントカさん作の白磁の壷を買ったというので、「じゃー、あたしのテーブルセンターをを敷こうよ」と置いてみたのですが、。ちょっぴり長さが余って、結局、ドラセナの鉢植えの敷物になりました

それにしても…。

座無「ねー、その壷、幾らだったの?」
R「45万くらいかなぁ」
座無「(ぎょ!)…。あのさ、そんな高価な壷を、こんなとこ(=リビングのごちゃごちゃしたテーブルの上)に置いてて大丈夫? 玄関とかに飾らないの?」

R「玄関なんて危ないだろ。地震で揺れたら、落ちてガチャンだよ」
座無「こんなとこ(=リモコンとか雑誌とかお菓子とかペンとかハガキとか携帯とか)に置いてる方が、ガチャンじゃないのぉ?」

R「いーの、ここで」

トイレに行くと…。

座無「ねーねー、トイレに可愛いお人形の焼き物があるね」
R「ウン、デパートで見つけて買った。タイトルが『どうにかなるさ』っていうんだよ、気に入ったから買ったんだよ」
座無「幾らだったの?(←値段気にする)」
R「1万5千円くらいかなぁ」
座無「(ぎょ!)…ねー、玄関に飾らないの?」
R「なんで、玄関なの? 落ちてガチャンだよ」
座無「……(トイレに1万5千円かよ。あたしだったら100均の消臭剤だけどな)」

気に入ったもの、心いやされるものには、お金を惜しまないのがRの流儀だそうですが、男の人はお金のかけどころが女性(主婦)とは少し違うみたいですね。

Posted at 22:26  | Rのこと  | この記事のURL
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虹色シルク  [2008年07月05日(土) ]

今日、また新しい生徒さんが入ってきました。
明るくはきはきした感じの人です。私より若い

おけいこ用となってる私の裂き織りバッグに関心を示し、初日だというのにいきなり裂き織りに挑戦するようです。

一方、私の方は、シルクのショールを織ることにしました。
ふと目についたのが段染めのシルク糸です。虹色がとてもきれいだったので思わず「これ!」と手に取ったのですが…。

シルクって、テロンテロンなんですよ

扱いにくい

糸代が高い

だけど、虹色がどんな色合いを出すのか楽しみに織ることにします。
とりあえず今日は経糸をセットしました。

明日は、Rとデートだからオヤスミです


仕上がりは来週ね



Posted at 23:00  | 手織り作品  | この記事のURL
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ヤモリかイモリか  [2008年06月24日(火) ]



こんばんは。小ざむです。

梅雨のうっとうしい季節になりましたけど、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。

座無ねえさんは、最近手織りに熱を入れてまして、仕事から帰ったら織り機、晩ご飯食べたら織り機、お風呂出たらまた織り機。
Rさんからのメールもほったらかしで熱中してます。
それで、Rさんが「最近メールが来ないね」なんて言うと、メチャに反省して一日に3通も4通もまとめて送ったりします。

ねえさん、B型やからね。

熱しやすうて冷めやすいんです。
それで、めんどくさがり。
人の先頭に立ちたくて頑張るけど、途中で面倒になって「やめた」っていうクチ。
頭の中は理屈でいっぱいやけど、説明するのが面倒やから「どーでもいい」って態度。

最近売れてる「B型の説明書」とかいう本を読んだら、けっこう当たってるって、喜んでました。
ま、あーいう本を喜んで読むのはB型が多いそうで、そやから「B型…」の本がよう売れるんだそうです。

ところで、あたしの部屋の窓に、夜になったらへばりついてる生き物。
ヤモリですかイモリですか?

こっち側(部屋の中ね)から見てると、腹側だけが見えるんですけど、羽虫が飛んでいたのをピョッと背伸びして捕まえて食べてます。
見事なキャッチです。

あたし、生まれ変わったらヤモリかイモリか、ネコがええな。

…なんて思いながら、ポケーとながめてるあたしも、B型です。

Posted at 23:35  | 雑記  | この記事のURL
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瀬戸内海カラー  [2008年06月23日(月) ]
お世話になった元上司が退職されることになりました。
突然の話でびっくり! ご家族の介護に専念されるということでしたが…。
優しい方でした。
もう一人の厳しい上司とのクッション役になっていただき、どれだけ心を癒されたかわかりません。
成果主義が浸透している企業社会、「優しい」「いいひと」が生き残れるわけではないのだけど…サビシイ。

退職の報せが職場内に回ってきた夜、織り機に向かいました。
月末退職だから、有休消化に入ったらいつ会えるかわかりません。
急いで…でも、失敗しないように…。

2日で織ったテーブルセンターです。
今日、差し上げました。


名付けて、「瀬戸内海カラー」。

山の緑と海の青を織りこんで…



                出た〜専属モデルのセキレイ



Posted at 22:20  | 手織り作品  | この記事のURL
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ランチョンマットA  [2008年06月15日(日) ]
 前回の裂き織りバッグを教室へ持参しました。

 大好評

 バッグがお日さまに映えて鮮やかだったと、教室の皆さんに褒めていただきました。座無ママの苦労の成果ありです。

さて、今回は、ランチョンマット2作目に挑戦。
基色は、グリーン系にしました。

5枚セットを織るつもりで長さ計算したのですが、目安を誤って4枚しか織れませんでした。まあいっか。。。


縦糸セッティング



出来上がり〜




Posted at 14:26  | 手織り作品  | この記事のURL
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