数年前まで文芸同人誌に所属していました。
年会費のほか、1ページ当たり千〜2千円の負担で同人誌を発行します。
私が属していた同人は年2回の発行を目標にしていました。
発行されてから1ヶ月ほど後に、合評会が催されます。
ここで、作品の評を相互に行うわけです。
いろいろな目的で同人になる人がいます。
退職後の楽しみ、暇つぶし、ストレス解消、自費出版の糸口、仲間作り…みんながみんな、プロ作家を目指しているわけではありません。
だから、合評会でも、登載作品をすべて読みこんでくる人もいれば、全然読まずに来る人もいます。
当時、まだ若かったせいもあって、私は作品すべてを読み込み、メモ書きなどもして、順番が来るのを身を乗り出して待ち構え、イザ自分の番になると口角泡を飛ばす勢いで評したものでした。
ある号の巻頭作品について、酷評したことがあります。ご存じのように、「巻頭作品」は、その誌のイチオシの意味があります。巻頭に持ってこられるのは、ささやかではあるけれど名誉なことなのです。
座無:「自己満足に終始、当たり前のことを大げさに書いている。これを巻頭としたのは、いかがなものでしょう?」

ご本人は恥ずかしそうに頭を垂れ、周囲の方々も困惑のご様子。
私は、今で言う、KY

怖いものなしのハネッ返りで自己主張が強い、自信過剰なオンナだったと思います。
すべての同人は真摯に作品に取り組まねばならぬ、と本気で思いこんでいて、切磋琢磨こそが同人のあるべき姿、と気を吐いていたのでした。
のんびりゆったり、自分の書きたいことを書く、という人もいたのに…。
その後、脱会しましたが、ご縁があって地元の作家や文芸関連の方に御指導いただいたこともあります。同人に属していなければ、つながらなかった縁だと思います。
今は、大望なく地道に書いていくことだけを志しています。
のんびりゆったり…。
私も年をとったかな〜


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at 22:43
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