信号が青に変わりました。
目の前の横断歩道を、ちょうど渡り終えたばかりの初老のご夫婦。車いすに乗っているのがご主人で、押しているのは奥様のようです。
視野の隅に入れながら車を発進させました。休日の昼時、混雑の多い県道です。私の後ろには、すでに何台もの車が鈴なりでした。
座無『…あっ!』
突然、車いすがガタンと傾いて、男性の身体が揺れました。あわてて後ろから奥様が支えます。
体勢を立て直して、車いすを再び歩道に乗り上げようとしますが、今度もうまくいきません。男性はますます傾いて、奥様は背中から腕をまわしてご主人の身体を目いっぱい抱え込みました。
その一連の様子を、私は進行中の運転席から見ていたのです。通り過ぎざま、困惑したような奥様と目が合いました。
座無『…お手伝いしたい!』
後続の車は続いています。運悪く、横断歩道のすぐ先にトラックが停車していて、車を脇へよせることができません。
そのまま通りすぎ、どんどん離れていきました。
座無『どうなったの? どうなったの? ちゃんと越えられたの??
』
私はずっと前にヘルパー2級の資格を取りました。車いすの実技も習ったし、施設や、ご利用者様のお宅へ実習にも行きました。
こんなときに役立てずに、残念です。
奥様の目が、いまだに思い出されます。無理にでも車を止めたらよかったかなぁ
それにしても…。
私たちが造作なく一歩で越せる車道と歩道の段差が、車いすにどれほどの負担なのか。
また介護する人の気苦労と体力消耗はどれほどのものか。
今日は暑い一日でした。
あのお二人が無事に帰り着き、ゆっくりお休みできますように…。
(お手伝いできなくてごめんなさい)
目の前の横断歩道を、ちょうど渡り終えたばかりの初老のご夫婦。車いすに乗っているのがご主人で、押しているのは奥様のようです。
視野の隅に入れながら車を発進させました。休日の昼時、混雑の多い県道です。私の後ろには、すでに何台もの車が鈴なりでした。
座無『…あっ!』
突然、車いすがガタンと傾いて、男性の身体が揺れました。あわてて後ろから奥様が支えます。
体勢を立て直して、車いすを再び歩道に乗り上げようとしますが、今度もうまくいきません。男性はますます傾いて、奥様は背中から腕をまわしてご主人の身体を目いっぱい抱え込みました。
その一連の様子を、私は進行中の運転席から見ていたのです。通り過ぎざま、困惑したような奥様と目が合いました。
座無『…お手伝いしたい!』
後続の車は続いています。運悪く、横断歩道のすぐ先にトラックが停車していて、車を脇へよせることができません。
そのまま通りすぎ、どんどん離れていきました。
座無『どうなったの? どうなったの? ちゃんと越えられたの??
』私はずっと前にヘルパー2級の資格を取りました。車いすの実技も習ったし、施設や、ご利用者様のお宅へ実習にも行きました。
こんなときに役立てずに、残念です。
奥様の目が、いまだに思い出されます。無理にでも車を止めたらよかったかなぁ

それにしても…。
私たちが造作なく一歩で越せる車道と歩道の段差が、車いすにどれほどの負担なのか。
また介護する人の気苦労と体力消耗はどれほどのものか。
今日は暑い一日でした。
あのお二人が無事に帰り着き、ゆっくりお休みできますように…。
(お手伝いできなくてごめんなさい)
Posted
at 19:03
| 雑記
| この記事のURL
コメント(12)
| トラックバック(0)
