お決まりのコースだし僕は何回か訪れているのでと、一人我侭を通すわけも行かないので、一応みなさんに混じって定番コースを廻った後、ご存知のパリ三越百貨店前で半日の自由解散となったのを捉えて、地下鉄を乗り継ぎ一人ホテルに帰りました。
全部ではありませんが、ツアーのデメリットと言えば熱々の食事にありつく事が少なく、今回のツアーでも辛うじてお腹を満たすに過ぎないもののように思います。
それはそうでしょう、予め決められた時間に何十人もの団体がどっと押し寄せるのですから、事前に作り置きもあるだろうし配るうちに冷めもするだろうし。
辛うじてーーと言うのは、味付けの加減もあったのでしょうが、全く口に出来なかった時もあったからですね。
無論ツアーの料金次第なのですが、旅行も回を重ねるほどに口も贅沢になるもののようです。
食事と言えば、旅行代金のお値段次第で一番に手を抜ける部分ですから、先ず申し込んだ金額をよく見てから文句を言え!と、逆に文句を言われそうですがーー。
で、この自由時間を最大限に生かして、回ってきた全コースでの不満足!?を満たそうと、あちこちとそれらしい店を探しました。
今やダイエット最優先時代。だからでもないのでしょうが、世界的な日本食ブームだそうです。
パリの街中でもお寿司を筆頭に、多くの日本食店が散在しています。
久しぶりにお寿司でもと思ったのですが、真に日本人の握るお寿司なら高くても納得いきますが、例えばアジアの人たちが日本食ブームに乗って日本語の看板を上げている店が多いとも聞きます。お値段も、日本のそれに負けず劣らずの金額が表示されていました。
何をどう巻いているのか分からない巻き寿司や、色の変わったマグロの握りなんぞはただでも食べたくないので、何処の誰が作っても一番無難な中華料理店を探しました。
ここなら例え不味くてもラーメンは拉麺だし、チャーハンは間違いなく炒飯が出てくるはずですから。
入ってきた客が日本人だったのが余程に珍しかったのか、怪訝な顔で先ずは英語で注文をとりにきました。
スタッフの皆が中国人のようだったので中国語で注文すると、驚いた顔で急に笑顔になり、フランスには何しに来ましたか?、何処のホテルに泊まっていますか?、北京語以外に広東語も話せますか?−−と、即席にお友達の雰囲気!?。
そのお店は数年前から開いているらしく、場所柄フランス人のお客のほうが多くて日本人は珍しいとか。
世界的に散らばる華僑の関係か、日本食ブームの遥かに昔からここフランスでも中国レストランのほうが古くて多いのですね。
ヨーロッパのど真ん中で中国語での談笑もそうでしたが、久しぶりに味わった湯気いっぱいに熱々の拉麺と炒飯の味は、今回のツアーの旅情と共に、僕の深い思い出として永く残ることでしょう。
ドイツにスイスにフランスにと、いやー何とも慌しく、しかし旅情に富んだ美しくも楽しい旅行ではありました。
パスポートには未だ、白紙の部分が些か残っています。
これをみな埋め尽くすには恐らく残りの歳が許さないかもしれませんが、精々頑張って真っ黒に出来たらなぁーーと、奴我は欲深く願っているのであります。 §瑠華§
Posted
at 09:06
| この記事のURL
コメント(0)
| トラックバック(0)
