彼は、何人かいるフランスの友達の中で最も古い友で、丁度43年前に日本に来たとき僕が日本語を教えて以来ですから、思えば古い話ですね。
僕より五つ下のなかなかのイケメンで、日本でも随分もてたとか!?。
無論のこと今では日本語も流暢に熟し、来日以来、移動か休暇での帰国を除いてずっと日本一本で活躍してきた、言わば偉く日本通ではあります。
離れるとなると二人ともついつい昔の思い出が蘇り、レストランに次いで近くの喫茶店で何と3時間ほどもおしゃべりしてしまいました。
こんなに長く二人で話したのは、久しぶりではなかったでしょうか。
故郷はパリから南へ50kmほどの簡素な田舎町で、帰ったらしばらくはぼんやりし、自国に早く馴染むようにして、その後に何をしようか考えるよと話していました。
何せ人生の過半は日本に居たので、最早その半分は日本人そのものですから、帰国するといっても、まぁー外国人が永住権を得て住むようなものでして。
在日中に培った顔の広さを大いに活用して、少しでも日仏親善に役立てばとも。
帰国後は主にメール、時に電話交換になりますが、元気な間に何回も日本に来るように、僕もまたフランスを訪れますからと友情を確認し、名残惜しくして分かれました。
お互いに歳が歳なので、もう何回会うことが出来るのか甚だ心許無いのですが、帰国後の健康と別世界での活躍を祈らずにはいられません。 瑠華
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at 08:38
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